「快適な目覚め」に特化したホテルが凄い 厚み30センチのマットレス、時計のない客室が全力で寝させにかかる

[ 眠りに特化したホテル ]

2018年11月にオープンした、都内の外国人観光客向けホテル「NOGHA HOTEL UENO(ノーガホテル上野)」。

コンセプトは「快適な目覚め」

こだわりは、ベッド。そしてタオルやアメニティまで、全てが「快適な目覚め」を演出するツールとして揃っている。

マットレスは、特注品。市販では、エアウィーヴ ベッドマットレス L01」(税込:23万7600円)が一番近いらしい。

ホテルのサイトによると、大人一人一泊、素泊まり参考価格は、税込:7650円~2万2800円ほど。

コンセプトを特化させると、顧客に価値が伝わりやすくなります。そして、それを求めていた顧客は価値に共感し、ファンとなります。

飽和している業界こそ、価値を差別化させる必要があると感じます。そのためにも誰に求められ、誰に対して価値を伝えるべきかを尖らせるべきだと感じます。


「快適な目覚め」に特化したホテルが凄い 厚み30センチのマットレス、時計のない客室が全力で寝させにかかる

「眠り」が主役の部屋でした 野村不動産は昨年11月、都内に外国人観光客向けホテル「NOGHA HOTEL UENO(ノーガホテル上野)」をオープンさせた。客室のコンセプトは「快適な目覚め」。パンフレットに「熟睡と快適な目覚めとともにフレッシュな旅の1日の始まりを経験していただけるはずです」と書くほど自信があるようだ。 確かに、マットレスはエアウィーヴの特別モデル、ルームウェアと枕はアトモスフェール・ジャポンを採用するなどこだわっている。しかし本当にそこまで「快適な目覚め」を得られるのか。不眠気味の筆者が実際に宿泊してみた。 固さはあるのに寝転がっても背中が痛くならない ホテルはJR上野駅広小路口から徒歩3分。入って右側のカウンターでチェックインを済ませ、カードキーを受け取り、エレベーターで部屋に向かう。 エレベーターの案内音声は英語だけだ。内部も注意書き以外に日本語が無いところは、ターゲット層を意識してのことだろう。施設入り口の自動ドアや館内の廊下、カードキーに家紋のような「和」のデザインが取り入れられている。 入り口の自動ドアに描かれた四つ花菱 宿泊したツインルームは、ドアを開けて右手にある大きな鏡と洗面台が印象的だ。ベッド横のサイドテーブルには、ウェルカムボード代わりにタブレット端末が置いてある。ベッドマットレスは30センチ近くの厚みで、かなりの存在感がある。手で押すと思ったよりも固く、昨年夏まで床に敷いていた煎餅布団の手触りが蘇って不安になった。 入ってすぐの洗面スペース。大きな鏡で、部屋が更に広く感じます。 上がベッドマットレス、下がベッドの脚部分。この分厚さです。 ただ、寝転がると違いは明らかだった。布団で寝た時は肩甲骨と肩甲骨の間あたりが痛かったが、このマットレスでは身体全体がしっかり支えられている感じがする。1~2分して起き上がると、それまで立っていたときより身体が重たく感じた。 部屋に時計がないのも特徴だ。これまで筆者が見てきた都市型ホテルはベッドボードにデジタル時計が埋め込まれているか、机上に置き時計が設置されているところが多かった。しかし、時計がないことで時間に追われている感覚が薄くなった。これも利用者をリラックスさせる工夫の1つなのかもしれない。スマホで8時にアラームをセットし、2時頃に就寝した。

キャリコネニュース

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