企業は「平凡な人物でも、創造的に仕事をしてもらえる」ように、進化できるだろうか? | Cool Workers(クールワーカーズ)
こんにちは。コワーキングスペース「Basis Point」の運営会社、Ascent Business Consulting代表の北村です。 最近「仕事における創造性」について、議論する機会がありました。 そこで、1つ興味深い議論があったので、共有したいと思います。 システム化、機械化の流れが、マニュアルワークの価値を下げていることは、多くの人がご存知でしょう。 かつて雇用の大きな吸収源であった、誰でもできる仕事としての事務職は、風前のともし火です。 参考:人手不足なのに給料が上がらないのは、経営者の強欲のせいではなく、仕事に要求される能力が高くなったから。 仕事は難しくなる一方で、ルーティンワークしかできない人は、豊かな生活を手にできない。 これが続けば、世の中はあまり健全な方向に向かわなくなってしまいます。 この状況に対して、有効な手立ては2つ、あります。 一つは社会保障を厚くして、再分配をもっと進めること。 最近ではベーシックインカムの前衛的な議論も見られます。 しかし、社会保障を手厚くするだけでは解決できないことがあります。 それは、社会的な承認の問題です。 人はパンのみで生きるわけではなく、お金の心配をしなくていいからといって、社会が認めてくれない状態は、本当に辛いものではないでしょうか。 現状の B Iのシステムでは根本的に解決できないある問題が存在する 。というより 、むしろ B Iではこの問題を解決するどころか余計に深刻化させてしまいかねない 。それがおそらくは B Iの致命的な欠点となるだろう。仮に国家規模で恒久的な実施が決まったとしても 、中長期的な継続を困難にしてしまい 、最終的に B Iそのものを頓挫させてしまうのではないかと考えている 。(中略) B Iによってもたらされる 「余暇 」には 、承認 (獲得手段の格差およびその結果 )の格差を拡大する機能があるともいえる 。
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