さよなら採用ビジネス 第5回「なぜ経営者は広告を出したがるのか」

★本質を捉える★

考えれば誰でもわかる当たり前のこと。
それを当たり前にしている人が、実に少ない。

原理原則に基づいたこと、本質を捉えることに対し関心が薄く、目の前にある課題や、効果測定しやすい指標だけに目を奪われ過ぎだと思う。

良ければ、勝手に人は寄ってくる。

広告は、出せば売れるのではない。
広告は、自己PRを強制的に相手に伝える場である。

だからこそ、広告は慎重に扱わなければならない。

誰に何をどのように伝えるか、そしてどのように伝わるのか、どのように動いて欲しいのか、想像力を働かせなければならない。

その先に広告を使うのならば、広告が真に生きてくる。

さよなら採用ビジネス 第5回「なぜ経営者は広告を出したがるのか」| 新時代の経営マガジン anote konote

このコラムについて 7年前に採用ビジネスやめた安田佳生と、今年に入って採用ビジネスをやめた石塚毅による対談。なぜ二人は採用ビジネスにサヨナラしたのか。今後、採用ビジネスはどのように変化していくのか。採用を離れた人間だけが語れる、採用ビジネスの未来。 前回のおさらい ①リクルートがもつビッグデータ、②口コミ信頼度を確保できるか、③良い会社の作り方が分からない? 第4回「リクルートがIndeedの次に狙うもの」 安田 本当にいい店、本当にいい会社には、勝手に人が集まって来る。前回はそういう話でしたよね。 石塚 そうですね。 安田 それなのに、どうして経営者は広告を出したがるんですかね。お金の力で人を集めようとするのは、かなり効率が悪いと思うのですが。 石塚 それしか方法がないんですよ。どうやったら自社が魅力的になるのかが分からない。 安田 だから広告を出し続けるしかない、と。 石塚 そうです。誰がどういう意図でコーポレートサイトを見るのか。まずそこを考えないと。 安田 なるほど。 石塚 取引先や取引先になるかもしれない人。その会社にものを売りたい人、あるいは買いたい人が見に来る。そういう人たちに対して会社や商品を魅力的に伝える。それがHPの役割じゃないですか。採用ページはもっと分かりやすい。だって求職者しか見ないわけですから。にも関わらず求職者目線に立っていないんですよ。その仕事につくメリット、幸せ、ベネフィットが何なのか、情報として載っていないんですよね。 安田 どの会社も似たようなことばかり書いてますよね。風通しが良いとか、生き生き働いてますとか、やりがいがありますとか。 石塚 あぁ、そうですね。 安田 何も言ってないに等しいような。 石塚 そうです、そうです。 安田 採用だけに限らないですけどね。例えば先日、あるお店の壁に「お客様に感動を」という紙が貼ってありました。それを貼ってどうするの?と思っちゃいましたね。それは顧客に宣言することではなく、感じ取ってもらうべきことですから。でもそのままHPに書いてる会社多いですよね。お客様に感動を、って。 石塚 まさに、そういう事です。何をどう書くべきかを考えてない。 安田

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